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第2話『Dream Match!』
第2話『Dream Match!』

第2話『Dream Match!』

第2話『Dream Match!』

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小鈴

小鈴

小鈴

小鈴

今日は、姫芽ちゃんは何するの?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

何だか昨日の疲れが抜けなくて~。
今日はダラダラしようかな~と。

吟子

吟子

吟子

吟子

イベントが終わったばっかりだし、今日くらいはいいんじゃない?
三年生も、修学旅行で羽を伸ばしているんだから。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

そう言うおふたりは、今日はどうするの~?

吟子

吟子

吟子

吟子

私は、昨日使った衣装の手当てかな。
部分洗いしたり、傷んだ部分を繕ったり。

吟子

吟子

吟子

吟子

次に着る予定はないけど、せっかく作ったんだしね。

小鈴

小鈴

小鈴

小鈴

徒町は自主練するよー!
さやか先輩が帰ってきたときに、少しでもおっきくなってたいから!

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

じゃ、行ってらっしゃ~い。

泉

泉

浮かない顔をしているね。

泉

泉

何か、よくないことでもあったのかな?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

イベントの運営からメールが来てね~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

昨日のこと、めちゃくちゃ褒めてくれてて……
イベントの成功は蓮ノ空のおかげだとまで言ってもらえて……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

実は、お誘いまでもらっちゃったんだよね~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

もしアタシがよければ、
これからもイベントスタッフとして手伝ってほしいって。

泉

泉

ほう?

泉

泉

あなたの夢は、最高の形で叶ったというわけだ。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

そうだね~……。

泉

泉

なのに、なんであなたはそんな顔をしているんだろう。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

……何だか、ピンときてないんだよね~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

もっと、やった~! 叶った~!
って気分になると思ってたんだけど、ぜんぜんそんな感じがなくてさ~……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

全力も出し切っちゃったし、後はもう、
コレの繰り返しになるのかな~って……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

あ、でもね、全部終わるまではすごい充実してたんだよ~?
これはほんと~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

準備のとき、いずみんに助けてもらったりしたのも、
アタシとしてはすごくグッとくるものがあってね~。

泉

泉

私は、自分がやりたいようにやっただけだよ。

泉

泉

私には自分の夢というものがないからね。
だから、情熱を持っている人がとても輝いて見える。

泉

泉

そういう人が夢を叶えるとき、その手伝いをしていると、私も、
夢を叶えるという気持ちを体験させてもらえる気がしているんだ。

泉

泉

だから、あれは私のためでもあるのさ。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

いずみんって、そういう感じだったんだね~……。
だから、ずっとセラスちゃんのそばにいたんだ~。

泉

泉

そう……セラスは輝いていたよ。

泉

泉

あの夢と向き合う日々は、私にとって、
これ以上はないほど充実した時間だった。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

あの瑞蓮祭とラブライブ!のプレーオフは、
アタシにとっても忘れられないものなんだよね~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

めっちゃ熱い気持ちになれたからさ~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

でも、今回だって、終わるまでは熱い気持ちになれてたんだけどな~。

泉

泉

確かに、昨日までのあなたは輝いて見えていたよ。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

やっぱり、すぐそういうこと言う~。

泉

泉

私は思ったことを素直に言っただけだよ。
それ以上の含みはないさ。

泉

泉

……さて、これであなたの夢は叶ったわけだが。
これからどうするんだい?

泉

泉

次は、花帆先輩の夢に乗っかるのかな?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

ああ、そっか~……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

夢が叶うって、そういうことでもあるんだね~……。
アタシの夢は、もう終わっちゃったんだ……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

はぁ……かほせんぱいの夢かぁ……。

泉

泉

何か、抵抗感でも?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

……アタシ、ちょっと怖かったんだよね~。

泉

泉

怖かったというと?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

かほせんぱいの夢を叶えようとすると、
ついでに自分の夢も叶っちゃいそうな気がしててさ~。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

だけど、もう、アタシの夢は終わっちゃったし……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

これからは、かほせんぱいの夢を叶えるために、
お手伝いをしていくのもいいのかもしれないね~……。

泉

泉

いいんじゃないかな、他人の夢でも。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

いずみんは、そうしてきたんだもんね~……。
アタシ、今ならいずみんの言ってることも、ちょっとは分かる気がする……。

泉

泉

あなたと私では、少し違うんだけどね。

泉

泉

少なくとも、昨日までのあなたは自分の夢と情熱を持っていただろう?

泉

泉

私は違うんだ。
今までただの一度も、そういう気持ちになれたことがない。

泉

泉

……きっと私は、最初から何か大事なものが欠けた人間なんだ。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

いずみん……。

泉

泉

だけど、そんな私でも、誰かの夢に乗せてもらっているときだけは、
情熱を分けてもらえる。

泉

泉

欠けていた何かが埋まって、自分も血が通った人間なんだと思えるのさ。

泉

泉

あのプレーオフが、そういう瞬間だった。
そしてーー。

泉

泉

あなたの夢に乗せてもらった時間も、
私にとってはかけがえのないものだったんだよ。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

そっか~……。

泉

泉

あなたも、昨日までは充実していたと言っていたね?
私にとっても、あなたと競った日々は心躍るものだった。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

確かに、アレは楽しかったよね~……。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

本気と本気でぶつかり合って、そしたら、
アタシが思ってたよりすごいものを生み出せ、て……?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

あれ……?

泉

泉

ん? どうしたのかな?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

ちょっと待って……本気と本気を……?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

そうすれば……そこから?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

るりちゃんせんぱいも、言ってた……。 何度もぶつかった、って……。
ってことは、もしかして、コレも同じこと……?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

だったら……。

泉

泉

姫芽ちゃん?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

アタシ、まだやってないことがある!

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

ちょっと東京行ってくる!

泉

泉

え?

泉

泉

東京……?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

これからかほせんぱいとバトってくる!

泉

泉

ちょっと待て……なんでそうなる……?

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

アタシはまだ、かほせんぱいに自分の気持ちを……
自分の夢をぶつけてない!

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

本気の夢をぶつけ合ったら、何かすごいものが生まれるかもしれない!
いずみんとぶつかり合ったときみたいに! そしたらーー。

姫芽

姫芽

姫芽

姫芽

アタシの夢は、まだ終わらないかも!

泉

泉

ふっ……。

泉

泉

ふふっ、あはははっ!

泉

泉

……面白いな、姫芽ちゃんは。

泉

泉

ふふ、仲間ができるかと思ったんだが……。

泉

泉

でも、それでいい……いや、それがいい。
それでこそ、私が見込んだ蓮ノ空というものさ。

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