
綴理
綴理
さや、おかわり。
さやか
さやか
ふふ、はいはい。
たくさんありますからね。
瑠璃乃
瑠璃乃
なんだかこの光景を見ると安心する自分がいる……。
慈
慈
わかる。 いつも片方だけ見てるとね。
梢
梢
あなたたちもそう変わらないでしょう。
慈
慈
なに言ってるの。
私たちを見ると安心どころか、幸せになっちゃうんだからね!
慈
慈
幸せビーム♡
姫芽
姫芽
はあああああ幸せええええ……!
花帆
花帆
梢センパイ、あたしたちも一緒に幸せになりましょう!
梢
梢
なんだか意味合いが変わってくる気がするのだけれど……。
小鈴
小鈴
うーん……んー……!
セラス
セラス
小鈴先輩?
あれ、まだ写真のメッセージを?
小鈴
小鈴
徒町だけなかなか終わらなくて……!
泉
泉
ふふ。 代わりに書いてあげようか?
小鈴
小鈴
自分で書かなきゃ意味ないよぉ!
吟子
吟子
料理も冷めちゃうよ?
小鈴
小鈴
うう……ええっと、ええっと、じゃあもうこれでよし!
吟子
吟子
あ、ごめん、急かしちゃった?
別に、食べてから書いても……。
小鈴
小鈴
だいじょぶ! 徒町さえ飾れば完成なんだから!
小鈴
小鈴
……。
小鈴
小鈴
ん。
小鈴
小鈴
花帆せんぱーい!
徒町も終わりましたー!
花帆
花帆
あ、ほんとー!?
花帆
花帆
こほん。 それではみなさん!
『102期生が帰ってきてとってもハッピー会』の途中ではありますが!
花帆
花帆
僭越ながらあたしの方から、アルバムツリーの完成を発表したいと思います!
花帆
花帆
これは、後輩たちがあたしたちに向けて、アルバム写真の裏に
メッセージを書いてくれるっていうアイディアがありまして。
花帆
花帆
あたしはそれに便乗して、この部室の飾りにしたいと言い出しました。
花帆
花帆
最初はただ、最後にやりたいことのひとつでしかなかったけど。
花帆
花帆
こうしてみんなに思いを綴って、みんなの思いを目にして、
思いを伝えるための写真を撮って……なんてことを繰り返すうちに、
思ったんです。
花帆
花帆
これは、あたしたちの軌跡。
102期から、この105期まで続く歴史、伝統!
花帆
花帆
だから、改めてここで伝えさせてください。
花帆
花帆
大好きな102期のセンパイたちに気づかせてもらえた。
大好きな後輩たちへの、あたしたちからのメッセージ。
花帆&さやか&瑠璃乃
花帆&さやか&瑠璃乃
出会ってくれて、ありがとう。
さやか
さやか
わたしたちは、その思いをこのツリーに込めました。
瑠璃乃
瑠璃乃
受け取ってもらえたら、嬉しいな。
姫芽
姫芽
そ、そんなのっ……。
姫芽
姫芽
もちろんです!!
瑠璃乃
瑠璃乃
ん、ありがとう。
吟子
吟子
……受け取ったよ、花帆先輩。
花帆
花帆
えへへ……よかった。
セラス
セラス
この一年、ほんとに、ほんとに楽しかったです!
泉
泉
素敵な贈り物だね。
だからこそ……ぜひ、私たちの思いも受け取ってほしいな。
さやか
さやか
もちろん。
ひとつひとつ、しっかり目を通していきます。
小鈴
小鈴
……。
セラス
セラス
……小鈴先輩?
小鈴
小鈴
ぅ、ぁ。
小鈴
小鈴
……うわああ!
さやか
さやか
っ。
セラス
セラス
ま、待ってください小鈴先輩!!
姫芽
姫芽
小鈴ちゃん!
吟子
吟子
っ!
泉
泉
小鈴さんを追うよ。
さやか
さやか
お願いします。
瑠璃乃
瑠璃乃
さやかちゃんは、追わなくて良いの?
さやか
さやか
はい。 良いんです。
本当は行きたい……ですけど……。
さやか
さやか
お世話しすぎることは、やめました。
それに……これからは、小鈴さんが自分で乗り越えなきゃいけないんです。
花帆
花帆
……そうだね。
慈
慈
強くなったね、さやかちゃん。
梢
梢
そうね。
それに……あの子たちが支え合っているのも、よくわかるわ。
梢
梢
だけれど。
慈
慈
ん。
さやか
さやか
綴理先輩……?
綴理
綴理
さや、かほ、るり。
綴理
綴理
ボクたちが、きみたちの話を聞くよ。
花帆
花帆
え……?
綴理
綴理
卒業する側の痛みも、ちゃんと今のボクたちなら分かち合える。
瑠璃乃
瑠璃乃
あ……。
綴理
綴理
さあ。
少し、話をしよう。