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第9話『ALL Link to YOU』
第9話『ALL Link to YOU』

第9話『ALL Link to YOU』

第9話『ALL Link to YOU』

8

吟子

吟子

吟子

吟子

……そんなことが。

花帆

花帆

花帆

花帆

うん……。
……話を聞いてくれて、ありがとね、吟子ちゃん。

花帆

花帆

花帆

花帆

これぐらいで挫けちゃ、だめだよね……。
ぜんぶの人の願いを叶えることが、できなくなっても……。

花帆

花帆

花帆

花帆

それでも、今できることを、精一杯がんばるしか、ないもんね……。

吟子

吟子

吟子

吟子

……。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩が、夢を潰した……。

吟子

吟子

吟子

吟子

私、ちょっと行ってくる。

花帆

花帆

花帆

花帆

……え?

花帆

花帆

花帆

花帆

ぎ、吟子ちゃん?

吟子

吟子

吟子

吟子

そんな好き勝手言われて、黙ってらんないよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩がどんな想いで、今まで……!

花帆

花帆

花帆

花帆

ま、待って!

花帆

花帆

花帆

花帆

でも、あたしが自分勝手だったのは、本当だし……。

吟子

吟子

吟子

吟子

今まで、何度も言ってきたよね。
私は、花帆先輩に救われた、って。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩のおかげで、夢を見つけられた。
芸楽部のことも、Bloom Daysのことだって、そう。

吟子

吟子

吟子

吟子

先輩のことを、よく知らない人に、言ってほしくない。

花帆

花帆

花帆

花帆

よく知らないなんて、そんな。

吟子

吟子

吟子

吟子

だって、悔しいんやもん!

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃん……。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩がそんな風に言われるの……!
自分のことより、よっぽど……!

花帆

花帆

花帆

花帆

……ごめんね。
ありがとうね、吟子ちゃん。

花帆

花帆

花帆

花帆

でも、あの子に言われて、あたしもわかっちゃったんだ。

花帆

花帆

花帆

花帆

あたしも一緒なんだ、って。

花帆

花帆

花帆

花帆

あたしも、きっと……優勝できなかったら……
梢センパイを優勝させられなかったら、後悔してた、って……!

花帆

花帆

花帆

花帆

あたしは、自分を許せなかった……!

吟子

吟子

吟子

吟子

……違うよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

違う。

花帆

花帆

花帆

花帆

……え?

吟子

吟子

吟子

吟子

ケンカしたよね、去年のラブライブ!決勝大会前に。

吟子

吟子

吟子

吟子

優勝できなければ意味がないって言った花帆先輩に、
そんなの間違ってる、って。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩があのときのままだったら、言う通りだったかもしれないけど。
今はもう、違う。

吟子

吟子

吟子

吟子

この一年、誰よりも花帆先輩のそばにいた私が、言うよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩はラブライブ!に優勝できなくても、誰かを恨んだり、
後悔なんてしない。 そんなもしもは、ありえないよ。

花帆

花帆

花帆

花帆

……どうして? 吟子ちゃん。
あたしは、そんなに強くなんて……。

吟子

吟子

吟子

吟子

知ってる。

吟子

吟子

吟子

吟子

でも、花帆先輩は、ひとりじゃないから。

吟子

吟子

吟子

吟子

私が、いるから。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩がそんなことになってたら、引っ叩いてでも正気に戻すよ。
私と過ごす最後の一年が、そんなんでいいの? って。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩にとって、梢先輩が恩人なのは、わかってる。
私にとっても大事な人だよ。 だけど、花帆先輩の後輩は、私だから。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩のそばには、私がいる。 何度ケンカしたって、絶対に、
花帆先輩の手を、離さない。 離してやらないから。

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃん……。

吟子

吟子

吟子

吟子

私は、いつだって花帆先輩の後を追いかけていくだけの後輩じゃ、ないよ。
わかる? これだって『繋がる力』でしょ。

吟子

吟子

吟子

吟子

芸楽部に憧れてた私をスクールアイドルクラブに引き戻してくれたのが、
花帆先輩なら。

吟子

吟子

吟子

吟子

間違った方向に進もうとする先輩を引き留めるのだって、そうだよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

わかるでしょ?
想いはぜんぶ、繋がってるんだよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

私が生まれて、伝統を好きになって、おばあちゃんの母校に入学して、
そして、花帆先輩に出会ったみたいに。

吟子

吟子

吟子

吟子

人はひとりになんて、なれないんだから。

花帆

花帆

花帆

花帆

……うん。

花帆

花帆

花帆

花帆

想いはぜんぶ、繋がってるんだね……。

吟子

吟子

吟子

吟子

そうだよ。
私がこうなったのだって、花帆先輩のせいなんだから。

吟子

吟子

吟子

吟子

責任……取らせるから。

花帆

花帆

花帆

花帆

……え?

吟子

吟子

吟子

吟子

いや、まあ、それは後でね!

吟子

吟子

吟子

吟子

とにかく! 花帆先輩がムリなら、私が行くから!
私は花帆先輩ほど、優しくないからね!

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃん……。
ほんとに、大きくなったね。

吟子

吟子

吟子

吟子

……私はずっと、花帆先輩より身長高いけど?

花帆

花帆

花帆

花帆

そうじゃなくて。

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃんに初めて会ったとき、思ったんだ。
あたしはきっと、この子とスクールアイドルをやるんだ、って。

吟子

吟子

吟子

吟子

……なにそれ。
運命、みたいな?

花帆

花帆

花帆

花帆

どっちかっていうと、あたしの願望、かも。

吟子

吟子

吟子

吟子

……だからあんなに、強引だったんだ。

花帆

花帆

花帆

花帆

あはは……。

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃん、ほんとにありがとう。

花帆

花帆

花帆

花帆

そんなに言ってもらえて、あたしは、幸せ者だ。

花帆

花帆

花帆

花帆

あたしはなにもなくて蓮ノ空にやってきたから……
最初からやりたいことがあって、夢に向かって突き進んでいく吟子ちゃんを、
ずっと、きれいだなって思ってたんだ。

吟子

吟子

吟子

吟子

う、うん……。

吟子

吟子

吟子

吟子

でも、花帆先輩だって……子どもの頃から病気がちで、
あんまり遊んだりできなかったから。

吟子

吟子

吟子

吟子

だから今、あれもやりたいこれもやりたいって
想像してたことが、花帆先輩のパワーに繋がってるんでしょ。

花帆

花帆

花帆

花帆

そう信じられるようになったのは、たぶん、吟子ちゃんのおかげだよ。

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃんが、過去の自分を肯定して、想いを未来に届けることの正しさを、
教えてくれたから。

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃんに出会えて、よかった。

花帆

花帆

花帆

花帆

だから、あたし。

花帆

花帆

花帆

花帆

やっぱり、あたしがやりたい。

花帆

花帆

花帆

花帆

あの子には、あたしがもう一度、話しに行く。
伝えたい想いが、あるから。

吟子

吟子

吟子

吟子

また、傷つくかもしれないよ。

花帆

花帆

花帆

花帆

そうだね。

吟子

吟子

吟子

吟子

話したって、わかってもらえないかもしれないよ。

花帆

花帆

花帆

花帆

でも、いいんだ。

花帆

花帆

花帆

花帆

だって、あたしがそうしたいって、決めたんだから。

花帆

花帆

花帆

花帆

『すべての人の夢を叶えるステージ』を、作りたいって!

吟子

吟子

吟子

吟子

……そう言うと思った。

吟子

吟子

吟子

吟子

ま、だいたい、花帆先輩が『繋がる力』を自分のために使ってるだなんて、
そんなの言いすぎだよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

花帆先輩は、そこまで大した人じゃないし。

花帆

花帆

花帆

花帆

えへへ……そうかな。

吟子

吟子

吟子

吟子

うん。 だからあれは、みんなの総意。
みんなが動くのは、みんなの意思だよ。

吟子

吟子

吟子

吟子

なにもかも花帆先輩が決めるなんて、そんなの無理に決まってるんだから。

吟子

吟子

吟子

吟子

みんな、花帆先輩の見た夢を一緒に見るのが、好きなだけ。

吟子

吟子

吟子

吟子

それで?

吟子

吟子

吟子

吟子

なにか思いついたんでしょ。

花帆

花帆

花帆

花帆

あ……。
うん!

花帆

花帆

花帆

花帆

吟子ちゃんが言ってくれたでしょ。
『想いはぜんぶ繋がってる』って。

花帆

花帆

花帆

花帆

だったら、あの子だって、そうだよ。

花帆

花帆

花帆

花帆

人はひとりになんて、なれない。
繋がってるからきっと、あれだけ強い想いをもってるんだ。

吟子

吟子

吟子

吟子

……っていうと?

花帆

花帆

花帆

花帆

思い出したんだ。
新潟県立晴里高校。

花帆

花帆

花帆

花帆

ねえ、吟子ちゃん。
頼みたいことが、あるんだけど。

吟子

吟子

吟子

吟子

はいはい。

吟子

吟子

吟子

吟子

人手はいりますか? 花帆部長。

花帆

花帆

花帆

花帆

うんっ!

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